osFoundry / Platform
承認
リスクの高いエージェントやツール呼び出しは、人間が承認するためにここに並びます。監査証跡付き。
概要
Approvalsは、osFoundryに組み込まれた「人が間に入る」チェックポイントです。エージェントが重大な操作、たとえばファイルへの書き込み、シェルコマンドの実行、外部APIの呼び出し、連携ツール経由での支払い、メッセージの送信などをしようとしたとき、その操作をすぐに実行せずキューへ保留できます。担当者はエージェントが何をしようとしているのかを正確に確認し、承認するか却下するかを決めます。誰かが「はい」と言うまで、危険な操作は一切走りません。
osFoundryはローカルファースト設計のデスクトップワークスペースなので、キューとその履歴はベンダーのサーバーではなく手元に残ります。エージェントを動かすのがローカルモデルでも、自前のAPIキーで接続したクラウドモデルでも、自己ホストのエンドポイントでも、同じ承認ゲートが等しく適用されます。承認者が目にするのは具体的な呼び出しそのもの、つまり実際に呼ばれるツールと渡された引数であり、曖昧な要約ではなく本当の意図にもとづいて判断できます。承認と却下はすべて記録されます。何が要求され、誰が決定し、いつ行われたか。この監査証跡は実行に紐づいたまま残るので、時間がたってから「なぜエージェントはあれをしたのか」を後追いで確かめられます。
これが最も効いてくるのは、エージェントに実際の影響力を持たせて動かすときです。自律性は便利ですが、意図しない不可逆な操作や高くつく操作にエージェントが踏み込む一歩手前までの話です。Approvalsを使えば、影響の小さい作業ではエージェントを速く走らせたまま、データの削除、資金の移動、本番環境への変更といった操作の前には、名前のわかる担当者を置けます。「エージェントを全面的に信頼する」という姿勢を、自動化を止めることなく、操作単位で実際に自分が握る判断へと変えられます。
主な機能
- 危険なエージェントやツールの呼び出しを自動実行せず、レビュー用キューへ保留する
- 承認・却下の前に、エージェントが実行しようとするツールと引数を正確に確認できる
- ローカル、クラウド(自前のAPIキー)、自己ホストのどのモデルでも同じように機能する
- すべての判断に完全な監査証跡。何を要求し、誰が決め、いつ行ったかを記録
- ローカルファースト。承認キューと履歴は手元のデバイスに残る
活用例
- 開発者: エージェントがシェルコマンドやファイル書き込みを提案し、作業ツリーに触れる前に承認する
- 運用リーダー: 外部APIの呼び出しや支払いを伴うツール操作は、名前のわかる担当者の承認を待つ
- コンプライアンス担当: 紐づいた監査証跡を取り出し、どのエージェント操作を誰がいつ承認したかを示す
よくある質問
どんな操作がApprovalsに送られますか。
エージェントが重大と判断した操作です。ファイルの書き込み、コマンドの実行、外部ツールやAPIの呼び出し、連携サービス経由の支払い、メッセージの送信などが該当します。実行せずにキューへ入り、担当者が具体的なツールと引数を確認したうえで承認または却下します。
Approvalsを使うと、エージェントは自律的に動けなくなりますか。
いいえ。エージェントは自律的に作業を続けます。止まるのは、あなたがゲート対象に選んだ操作だけです。定型的な手順では自動化の速さを保ちつつ、危険で不可逆な操作の前には人が立ちます。
監査証跡には何が残りますか。
承認または却下ごとに、要求された操作、判断内容、タイムスタンプが記録され、その操作が生まれた実行に紐づきます。osFoundryはローカルファーストなので、この履歴は第三者のサーバーではなく手元のデバイスに残ります。