osFoundry / Platform
エンドツーエンド暗号化
ワークスペースキーが端末を離れることはありません。サーバーが見るのは暗号文のみ。
概要
osFoundryのエンドツーエンド暗号化とは、同期する前に手元の端末上でワークスペースを暗号化し、それを解く鍵は自分が管理する端末から一切外に出さない仕組みを指します。サーバーが保存し転送するのは暗号文であり、その中身を読むために必要な材料をサーバーは持ちません。「ベンダーは自分のデータを見られるのか」と問われたときに想定されるのがこの暗号化モデルです。ここでの正直な答えは「見られない」です。平文も鍵も、利用者の側に留まるからです。
この仕組みは、osFoundryのローカルファーストな設計と衝突せず、その延長線上にあります。osFoundryは自分の鍵を持ち込んで使うデスクトップ型のワークスペースです。自分のモデルAPIキーを接続でき、データは手元の端末に置いたままにでき、席数あたりの課金も再販業者による上乗せもありません。暗号化も同じ原則に従います。チャット、エージェントの実行、ノート、コード、ナレッジはクライアント側で暗号化され、自分の複数の端末間でワークスペースを同期するときも、自分の鍵でしか開けない暗号文として運ばれます。サーバーが鍵を持たないため、サーバーへの侵入、ベンダーへの召喚状、データベースにアクセスできる運用担当者のいずれからも得られるのは暗号文であって、あなたの作業内容ではありません。その一方で、復旧は利用者自身の責任になります。鍵を持つ端末をすべて失い、そのバックアップもない場合、osFoundryの誰もアクセスを回復できません。ベンダーを締め出すのと同じ性質が、失われた鍵を永久にロックしたままにします。
この性質が最も効くのは、第三者に読まれては困るものをワークスペースが抱えている場面です。ソースコードやAPIの認証情報、顧客記録、法務や財務の文書、あるいは機微な素材を扱うエージェントのプロンプトと出力などです。BYOKのモデルや、ローカルまたは自己ホストでの推論という選択肢と組み合わせれば、SaaS事業者が自分の触れるものすべての写しを黙って持つことを受け入れずに、現代のAIを使えます。
主な機能
- ワークスペースの内容は同期の前に手元の端末で暗号化され、サーバーが保存し送信するのは暗号文だけです
- ワークスペースの鍵は自分が管理する端末から外に出ず、ベンダーは復号に使える鍵の材料を一切持ちません
- サーバーへの侵入、データベースにアクセスできる内部者、osFoundryへの法的要求のいずれからも、表に出るのは暗号文であって平文ではありません
- 暗号化はローカルファーストとBYOKの原則に沿います。データは手元の端末に置いたままにでき、モデルの鍵も自分のものです
- 鍵が自分だけのものである以上、復旧も自分の責任です。完全に失われた鍵はosFoundryでは復元できないため、鍵のバックアップを取ってください
活用例
- 開発者:ソースコード、.envの秘密情報、APIキーを含むワークスペースを、ベンダーのサーバーに晒さずにAI支援のチャットで扱います
- 法務や財務の担当者:平文と鍵が自分の端末に留まると分かったうえで、契約書や財務記録に対してエージェントを走らせます
- プライバシーを重視するチーム:暗号化された一つのワークスペースを自分たちのノートPCとデスクトップの間で同期しつつ、サーバーは常に暗号文だけを扱います
よくある質問
osFoundryは私のワークスペースのデータを読めますか。
読めません。内容は同期の前に手元の端末で暗号化され、それを復号する鍵は端末から外に出ません。サーバーが目にするのは常に暗号文だけであり、osFoundryにはワークスペースを読むための鍵の材料がありません。
鍵の入った端末をなくしたらどうなりますか。
鍵はあなただけのものでosFoundryが保持することはないため、その鍵を持つ端末がすべて失われると、ベンダーの誰もそのワークスペースを回復できません。鍵のバックアップを取ってください。ベンダーを締め出すのと同じ性質が、最後の鍵を失えばあなた自身も締め出します。
エンドツーエンド暗号化はBYOKやローカルファーストとどう関係しますか。
どれもosFoundry全体を貫く同じ原則です。モデルのAPIキーは自分のもの(BYOK)、データは手元の端末に置いたままにでき(ローカルファースト)、ワークスペースの鍵も自分の端末に留まります(エンドツーエンド暗号化)。サーバーは暗号文を中継する存在であって、中を覗ける保管庫ではありません。