osFoundry / Platform
データ所在地
ワークスペースをリージョンに固定。レプリケーションとフェイルオーバーで複数リージョンに対応。
概要
osFoundryのデータレジデンシーは、ワークスペースを特定のリージョンに固定し、保存データを社内ポリシーや契約、現地法が求める場所にとどめておく仕組みです。リージョンはワークスペースの作成時に選び、以後osFoundryはそのワークスペースのデータを既定の場所に流れ着かせず、選んだリージョンに固定し続けます。監査担当者や顧客が投げかける「自社のデータは実際どこにあるのか」という素朴な問いに、これが明快な答えを返します。
この設定は、osFoundryのローカルファースト設計と組み合わさって働きます。osFoundryはBYOK(自前のAPIキーを使う)方式のデスクトップワークスペースであり、作業データの多くは自分の端末上にとどめて外に出さずに済みます。モデルへの呼び出しも、再販業者を介さず、キーを提供したプロバイダーへ直接届きます。リージョン固定が管理するのは、あくまでプラットフォーム側に保存されるワークスペース単位のデータです。そのため、レジデンシーとローカルファーストの姿勢は互いに競合せず、補い合います。単一の拠点では足りないチーム向けに、osFoundryは複数リージョンとリージョン間のレプリケーションに対応し、あるリージョンが利用できなくなってもワークスペースが動き続けるようフェイルオーバーを備えています。
実際の運用では、リージョンを一度設定すれば、それが「設定とセキュリティ」内の設定項目としてワークスペースに定着した属性になります。レプリケーションは別リージョンに複製を保持して耐障害性を高め、必要なときにフェイルオーバーがその複製を昇格させます。事業継続のためにレジデンシーの選択を捨てる必要はありません。目指すのは、ワークスペースの所在がインフラの既定値による偶然ではなく、根拠を示せる意図的な選択になっている状態です。
主な機能
- 任意のワークスペースを選んだリージョンに固定し、保存データを既定任せではなくポリシーに沿ってその場所にとどめる
- 複数リージョンに対応し、レプリケーションが第二の拠点に耐障害性のための複製を保持する
- 自動フェイルオーバーが複製を昇格させ、リージョン障害が起きてもワークスペースを利用可能に保つ
- リージョンは「設定とセキュリティ」内のワークスペース設定として定着し、作成時に選び以後は固定される
- osFoundryのローカルファーストかつBYOKの設計を補完する。データの多くは端末上にとどまり、モデル呼び出しはプロバイダーへ直接届く
活用例
- コンプライアンス責任者:顧客ごとのワークスペースを、その顧客の契約に明記されたリージョンへ固定し、レジデンシーの答えを推測ではなく証明可能にする
- 規制業界の管理者:外部プロバイダーのBYOKモデルを使いつつ、ワークスペースのデータをリージョン内にとどめて現地のデータ保護法に対応する
- プラットフォーム運用者:リージョン間のレプリケーションとフェイルオーバーに支えられ、地域的な障害でもチームのワークスペースを止めない
よくある質問
ワークスペースのデータが置かれるリージョンを自分で選べますか。
はい。ワークスペースをリージョンに固定すると、osFoundryはそのワークスペースの保存データを選んだ場所にとどめます。リージョンは「設定」内のワークスペース属性として設定されるため、任意の場所に既定で流れることなく固定されたままになります。
主リージョンが停止したらどうなりますか。
osFoundryは第二リージョンへのレプリケーションとフェイルオーバーに対応しています。主リージョンが利用できなくなっても、耐障害性のある複製が処理を引き継ぎ、ワークスペースを利用可能に保ちます。
リージョン固定は、自分のAPIキーで使うAIモデルにも及びますか。
リージョン固定が管理するのは、ワークスペースの保存データが置かれる場所です。osFoundryはBYOK方式のため、モデルへの呼び出しはキーを提供したプロバイダーへ直接届き、作業データの多くは設計上、端末上にとどめておけます。レジデンシーと、ローカルファーストかつBYOKのモデルが組み合わさって、データの行き先を限定します。