osFoundry / Platform
検索ステージ
検索ステージを連結してパスのスコープごとにカスタムパイプラインを構築。どの階層でもデフォルトをオーバーライド可能。
概要
検索ステージは、エージェントが回答する前に必要な文脈を osFoundry がどう見つけるかを制御します。検索とは、接続済みのナレッジやデータから関連する一節を取り出し、モデルが推測ではなく手元の資料にもとづいて答えられるようにする工程です。すべてに同じ固定の照会を走らせるのではなく、Studio では複数のステージを順序づけてパイプラインとして組み、それを特定のパス範囲に紐づけられます。これにより、あるナレッジに対する検索の挙動を、別のナレッジとは変えられます。
osFoundry のパイプラインは範囲を軸に構成されます。既定のパイプラインが広く適用され、より狭いパスは独自のものを持てます。設定はカスケードするため、任意の階層で既定値を上書きできます。ワークスペースの大半は共有設定のままにしておき、特定のコーパスが必要とする箇所だけ検索を変える、といった運用が全体に影響を与えずに行えます。検索は osFoundry の他の機能と同じ BYOK かつローカルファーストのモデルのもとでデスクトップ内で動くため、自分の鍵を使い、端末に留めたままのデータを対象に処理できます。
これが重要なのは、単一のグローバルな検索設定は常に妥協にしかならないからです。密度の高いリファレンスマニュアル、短いメモが並ぶフォルダ、データ量の多いプロジェクトは、それぞれ異なる検索挙動を必要とします。すべてを同一のステージに通せば、根拠づけは本来あるべき水準より弱くなります。コーパスが置かれたパスにパイプラインを紐づけ、資料が実際に求める箇所だけ既定値を上書きすれば、ワークスペース全体を一度に調整するのではなく、エージェントに渡す検索を的確に調整できます。
主な機能
- 複数の検索ステージを順序づけ、モデルが回答する前に走るパイプラインとして組める
- 特定のパス範囲に個別のパイプラインを紐づけ、コーパスごとに固有の検索を実行できる
- ワークスペース全体を変えずに、任意の階層で既定の検索設定を上書きできる
- 共有の既定値を大半のパスに継承させ、資料が必要とする箇所だけカスタマイズできる
- BYOK かつローカルファーストでデスクトップ内で動作し、端末に留めたデータも対象にできる
活用例
- ナレッジエンジニア:密度の高い技術マニュアルには専用の検索パイプラインを与え、短いメモのフォルダはワークスペースの既定値のままにする
- エージェント開発者:あるプロジェクトのパスだけ検索を調整し、他のエージェントの検索挙動を変えずに、そのコーパスに根拠づけさせる
- プライバシー重視のチーム:機微なデータセットを端末内に留め、その検索ステージをクラウド接続のナレッジとは別に構成する
よくある質問
osFoundry の検索ステージとは何ですか。
ステージとは、モデルが回答する前にワークスペースが文脈を見つける工程の一段階です。ステージを順につないで検索パイプラインを作り、そのパイプラインがナレッジやデータのどの一節を根拠として取り込むかを決めます。
フォルダやパスごとに異なる検索設定を使えますか。
使えます。パイプラインはパス範囲に紐づくため、あるナレッジと別のナレッジで検索の仕方を変えられます。既定値が広く適用され、より狭いパスはその代わりに独自のパイプラインを持てます。
一箇所を変えるためにワークスペース全体の検索を設定し直す必要がありますか。
ありません。設定はカスケードするので、必要な階層だけ既定値を上書きします。大半のパスは共有設定のままにしつつ、特定の範囲のステージだけをカスタマイズできます。